本日はプラザホール舞台での練習でした。富澤先生が「練習はしませんよ!演奏をしましょう!!」と仰り、演奏会1部「ふるさとの四季」を通しました。
「懐石料理のような曲にしたいんですよ。一つ一つが少量(短い曲)だけど、非常にこだわっているように、一つ一つをもっと食べたい(聞きたい)になるには、一つ一つの音にこだわり、響きのニュアンスを明瞭にしたい」「声を出す前に、どんな発声、発音、響きをだしたいのかイメージして、その体を用意して始めましょう」と仰いました。「のばしの音が指揮者が手を残しているのに歌が終わって自分が間違っているのか指揮者を不安にさせないように」とも。結局いっぱいいっぱい先生が語ってくださって歌う気持ちを作ってくださり、最後は団員の体が気持ちで動いているのが分かり、私自身、心が自分を歌わせている感覚になり、合唱団として思いを伝えている演奏になっているのではないかと思えました。時々奇跡のような魂の演奏ができる栄フロイデ・コールが魅力的で大好きです。そして練習最後に第2回演奏会プラグラムの意味が語られました。
【故郷】ト長調ソシレをイメージしてから歌う。3拍子として歌わない付点二分音符を一 つの塊としてとらえる。1段目Sop.のソラシドレの音型が見えるように。
【春の小川】ニ長調レ、ファ♯、ラをイメージしてから歌う。(前曲ト長調と違うからメ イクを変えるぐらい変わって)Ten.春の日差しを表していると思って。
【鯉のぼり】男声は俺たちの歌だと思って
【村祭り】Donの発音舌先と横隔膜使う。226、230小節目のクレッシェンドフルパ ワーで。
【紅葉】変イ長調ラ♭、ド、ミ♭をイメージして!紅葉の美しさをその最初の音だけで魅 せる。男声239小節目あきの と241小節目やま は同じラ♭ドミ♭だから 同じ響きで。
【故郷】ト長調(ソシレ)いかに i Ka 母音を同じ響きに。3番志しの2小節前のピアノ のアッチェレランドを歌いても感じ取って3番に入る。Sop.水は清き故郷は全員 で歌わない。
【こきりこ】イ短調をイメージしてから「つれづれ」 Sop.歌ったものか音程不安定明確 に。コーダ小節ごとに和音,調が変わる、指揮者も踊りますから私が恥ずかしく ならないように変えてくださいよ!F(ファラド)Dm(レファラ)B(シ♭レフ ァ)As(ラ♭ドミ♭)Des(レ♭ファラ♭)C(ドミソ)!最後のハ長調が半音 下がった調になると感じられると高くても苦しくないでしょう!
【ローレライ】ニ長調(レファ♯ラ)この音だけでゾクゾクするNa母音に。
【アニー・ローリー】ピアノの3小節目の和音が変わってキュッときますよね。その音楽 を体で感じての最初の音アの響きを。付点の感動が顔をだす感じを忘れずに。
夏は♭5つの変二長調。
第2回演奏会のプログラムは長く歌い継がれた曲を集めました。
その素晴らしさを伝える演奏会にしたいと思っています。
本番まで後4回の練習になりました。次回から本番の並び方で練習します。
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