富澤先生の、今年2回目のご指導でした。今日はすごく笑いました!かつてなく!先生も止まらなくなって「自分でも何いってんだか分からない」と仰りながら次々と(笑)。
これは先生のテクニックで、演奏でうまくいってないところを「〇〇みたいですね」と例えば「ふっくら黒豆じゃなくてシワシワ干しブドウの音がつながってますね」と。まずたとえが意表をついているので驚き可笑しくて笑い、また、たとえが日常生活に密着していることで仰るのでイメージとして演奏で何が起きているのか分かり、更に現状の声と改善された声を先生が出してくださるので、具体的にどういう音にしなければならないかがはっきりわかり、注意されているんだけど可笑しくて、こういう音にしたいと意欲を持って取り組めるという富澤先生の指導テクニック!あこがれです!
もうひとつ富澤先生のレッスンで流石作曲家!と楽しくなるのは和音についてです。今日は「冬がくると(スキーの歌)」から練習に入りましたがピアノの前奏2小節がDdurの主音のレ、ファ♯、ラの長三和音で明るく始まるのに、3小節目歌に入ったらいきなり不穏な和音=減七の和音ラ、ド、ミ♭、ソの♭=ファ♯に変わり、4小節目で普通の属七の和音ラ、ド♯、ミ、ソに変わるのですがその減七の和音の効果的に使われている何人かの作曲家のその部分をササっといくつも弾いてくださるのが、私は大好きです。ああここが減七だったんだとか、そうそうこれとか思ったり楽しい!
ということで今日の練習は
① 「冬がくると」の音取り
② 「秋に にさよならする日」音質をそろえるで最初のテノールを第二アルトのような響きにと仰った途端に素敵に変わった!
③ 「ちいさい秋みつけた」最初のソプラノとテノールの16分音符が特に問題だ!
④ 「早春賦」「夏の思い出」「山へのぼろうよ」「飛騨高原の早春」「あなたと わたしと 花たちと」「瞳」の通し練習でした。
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