冨澤先生のお誕生日が間近なので、吉田先生のピアノに合わせてHappy Birthdayを歌い、興津さん制作の寄せ書き色紙をお渡ししました。
そうしましたら「お礼に今まで以上に細かくしつこくやりますよと」と仰って笑いをとりながら、富山に伝わる三つの民謡「越中おわら」から練習に入りました。
① 風吹くなの「な」のクレッシェンド、デクレッシェンドの男女の強弱変化が風が渦巻く様子を描けるように。吹いてほしくない切実な思いを持って。
② 二百十日 大風 単語として伝わるように。八分音符単位として歌ってしまっている。
③ そこ、あそこ、どこ、でもない「ここ」というニュアンスがでていない。
④ 2回目の「八尾の風の盆」は語っているように。
⑤ 「キタサ」は春が来たの意味だから喜びのニュアンスを。喉声になっているので解決法としてKi Ta Sa横隔膜使用で母音を響かせようとして歌う。
⑥ 「立山」「富士山」の3連符正確に、囃子言葉の大した意味のない言葉を重苦しく歌わない。「ん」は下を上の歯の裏につけるだけで発音しなおさない。
⑦ 「夜が更ける」Yoだけで静寂な夜を表せる思いを持つ、どのパートも同じ緊張感の音色(パートの音の高低によるテンションの違いをださない)
YoGaFuKeRuは同じ高さの音なのに響きが違ってしまっている。FuからKeに行くときにずり上がった音が聞こえる。横隔膜使用で解決を。
この曲の中でここが一番美しかったとお客様に言わせる演奏にしよう!
O母音の充実⇒Yo⇒Ga⇒Fu⇒Ke⇒Ru そのお母音の同じ響きでそれぞれの母音が歌えるように しかし言葉は立ちあがっているように。
⑧ P19キターーーハル 朗々と歌うところ KiTa母音の響きをだそう!ソプラの高いところは母音だけ歌うのでいいですよ。舌根さげて横隔膜さげて苦しそうな声をださない!
その後「こきりこ」「むぎや」ふるさとの四季の最初から「鯉のぼり」までたっぷり練習しました。
楽しく歌うから、表現する合唱団に栄フロイデは成長しつつあると冨澤先生の熱心なご指導と団員の感性と意欲に幸せを感じます。
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