「こきりこ」を集中練習しました。細かく書きます。
①まず最初に「こきりこ」を通して歌った先生の評は「音符の後ろを歌っている感じになってしまっている」と。原因として胸の時計があってない、指揮を見て合わせるのではなく、自分の時計を働かせて動輪となって歌えば、迷う暇がないはずと。いつも指摘される事ですが、胸の時計をあわせる練習をして意識して歌うと生命力のある歌に変わりました。
②29ページ[ダイナミックに]の歌い方練習
伴奏だけを聞いて前段との変化に気づかせ歌い方も同じように変化することを求められました。苦しい生活の中で戦いながら生活した、生活者の強さ、力強い音楽をと。
デデレコデンは舌先で発音して太鼓のような効果で聞こえるように。
③30ページテノールのマドノサンサハレノサンサはテノールらしい歌い方でと先生が見本を示し、その後テノールがE(マとハの音)をその気になって歌ってくれたらホールに響いてカッコ良かった!!そしてバスとのハーモニー作り。それを聞いている女性陣にも先生から注文がきて、冷ややかな視線で眺めていると男声の声がでないですよ、ハートマークの目で見つめるようにしていないとと黙って頑張りました(笑)。そしてここのDeDeReKoのeの響きをMaDoNoのaの響きと同じようにと。
④31ページ[回想的情景]前と別人格で聞こえるように
楽譜にあるp→mf→f→ff→デクレッシェンドという音楽用語を先生は使いませんでしたが、そこの感情の変化を練習しました。バスは平家で1オクターブ上がるけどDの音をしっかり出してと。
⑤32ページMeno Mosso
つれづれ がいつもうまくいかなく。TuからReに上がろうとするのではなく、それぞれの音を出す体でその音をだす。TuとReの音を別々に練習する。第二の原因の語頭が下がっているのでReのeではなくRがクリアーにその音程になっている練習をしました。
またソプラノの2分音符がミレド(3小節目の頭の音)という旋律が隠れていることも頭にいれる。
⑥33ページ ロングトーンをただ伸ばしているようにならないように、拍を感じて息を送る。それだけで命を感じました。自分の声を耳で聞くと周りの声もきけてハーモニーが生まれる。
臨時記号#とか♮とか出てきたら顔にその記号が書いてあるようにはっきり違いをだす。
アルトの歌のTaのTの語頭がさがらないように。
⑦34ページ下段から
ブンブンはコントラバス感覚で メロディーは4小節フレーズで accel.をしっかり
⑧コーダ 各小節の調の変化を(F→Dm→B→Asというように)楽しんで歌う。
また同じ音でも調が違うのを感じる。例えばド(C)でもFdur,Cdur,Asdurで違うでし
ょうと色々な調で歌いました。
次回は「むぎや」を集中的に練習しますとの事です。
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