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4月8日の練習

isamumaekawa

今日は「ふるさとの四季」と「富山に伝わる三つの民謡」を歌い、個々のポイントの完成度を高める練習となりました。

「ふるさとの四季」では、[故郷]では、4小節ごとにブレスが入っているが、ここでは歌の流れを止めず、あたかもノンブレスのような大きな響きが欲しい。(うさぎ)も何回も指摘されているところ口先だけで歌わず横隔膜で支えて母音を響かせることを忘れないで。

[春の小川]の冒頭(はーるの)は和音の響き、音程感が甘い。(ー)は喉で音程を作らず、横隔膜をしっかり使って(ア)母音を響かせる。何度も指摘されてきているところです。

[茶摘み]の最終小節から[夏は来ぬ]のピアノの前奏はト長調からニ長調に変わる。この変化を感じて表情を作ること。[村祭り]は何回も指摘されていますが(ドンドン)は口先で歌わず横隔膜を効かして太鼓のように体を使って音を出す。

「富山に伝わる三つの民謡」では、最初に通しで3曲歌いました。23分間かかりました。

それぞれの部分で、この部分はこう歌う、こういう響きを出すんだと意識を集中していることが求められる。[1おわら]では、冒頭からの(かぜふくなー)の(か)の母音(ア)を横隔膜が下がった状態で舌根が下がって響かせる。6pの(かぜのぼんー)の高音のソはしっかり横隔膜を落として母音を響かせる(ぼんー)の(ん)は舌を上あごにつければ難しくない。9pの(うたわれよーわしゃはやす)の4小節は完璧な出来が何時もできるようにしておく。(うた)の集中力が弱い。各パートの和音として聞こえてくる響きを大切に。[2こきりこ]では26pの(ゆきのなかからきこえてくるー)はその情景(ほら聞こえてくるでしょう)の問いかけを演ずることが肝要。32pの(こえをひそめてうたったものかー)は音程が不安定になるので注意。

次回は「アニーローリー」と「富山に伝わる三つの民謡」をやる予定です。ポイントピントでは素晴らしい出来なのに、通しでやるとそれが出来なくなる。集中力をさらに高めていって完成度を上げてゆきましょう。



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