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1月22日の練習

  • isamumaekawa
  • 2024年1月23日
  • 読了時間: 2分

今日は[富山に伝わる三つの民謡]のうちの(1.越中おわら)と[ローレライ]をみっちり練習しました。

(越中おわら)は歌うこと自体は出来ているが、どういう風にどういう声で歌うかを詰めいてゆきたいということで15pの[夜」(よがふける)を徹底的に掘り下げていただきました。冒頭の(よ)ですが、母音の(オ)で何度も練習しました。何度もこれまでご指摘の➀まっすぐ立って足をしっかり地面をつかんでいる②ブレスの瞬間、入っていた空気が出し切ったあとフッと空気が入って横隔膜が下がってスタンバイ、③自分が考えるもっとも深く美しい(オ)を横隔膜から出す。(よがふける)は(よが)(ふける)の2つの言葉として歌うが、(ふけ)を喉を使って上げてる人が多い、しっかり音程を横隔膜を使って発声する。

この15pから17pの(ながしうた)までは、しーんとした静寂の空間で、そのあとにどこからか(うたわれよ)の民謡が聞こえてきて19p(きたー)の大合唱になってゆく情景を意識して歌う。

[ローレライ]では、1曲目(ローレライ)については、歌詞無しで(ウ)で歌いました。とても美しい響きが得られます。歌詞が入ったとたんこの響きが壊れてしまっている。しかし歌詞が入っても同じ響きを意識して歌うことが求められました。

2曲目(アニーローリー)では(あさつゆひかる)は(あさつゆ)(ひかる)の2つの言葉で聞いている人がキラキラした朝露の情景が浮かんでくるように歌う。しかも次の(あいをちかーた)につながっている同じ情景で歌われる。(あい)は特に何倍も膨らませて歌う。不愛想に歌ってはいけない。2番の(かぜにゆれーてた)の男声合唱部分は(ゆれ)は1オクターブ上がる。しっかり横隔膜の響きで音程を作ること。この部分はずーとPであるが、音の大小ではなく、何を表現しているかによる。3番目の(なつの)からはハ長調から変イ長調に半音上がる。その前のピアノの間奏でこの転調と同時に歌い手も転調を意識して演ずることが求められる。3曲目(別れ)では、冒頭の(さらば)は(さ)を横隔膜で支えて美しいでしょうといった顔で発声する。(ふるさと)が2回出るが2番目は(とおくたびゆく)につながるので同じ言葉ではないことに留意すること。(おもいではつねに)の(に)は喉で上げてはいけない。横隔膜で音程をつくること。

4曲目(埴生の宿)では39pのpp(おお)の感嘆詞は日本語ではあまり使われないが、そのあとにつづく(わがやどよ)に向かっての(おお)で、レガートのクレッシェンドからmfにつながってゆくフレーズを意識して歌うこと。

アンコール曲(峠の我が家)を歌ったのち、もう一度、再確認で越中おわらを通しで歌いました。(よがふける)の音、情景を自分の中に定着させることが肝要です。


 
 
 

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