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11月10日の練習

  • keichiku2001
  • 11月23日
  • 読了時間: 2分

 今日も「お願いするとできるんですけど、お願いしないとしてくれないから、お願いしなくてもやって欲しい」と富澤先生の仰る言葉が耳に残る。確かにその通りなのだけれど。

一番はその歌詞やそのフレーズに先生のおっしゃるほどの意味を感じていない、またはそのようにやっているつもりだけれど客観性がなくて、自分からは発見できないというか、感じられていないからだなと思う。そして面白いのは理屈で言われるところより感情解釈の方が得意で気の持ちようでこんなに音楽が変われるんだと思う。その能力は自他ともに認めるところなので、客観性を持つ自分作り(ブログ10月27日に客観性の視点を11点書いてあるので確認下さると嬉しいです)を個々のレベルで上げるが大事なのかと思った。

 例えば6番の言葉を伝えるの視点でいうと現実「 し らかば」 になっている 「しらかば」なのに、なぜなら音楽の理屈的には6拍目の弱拍に「し」が書かれ強拍1拍目に「ら」がかかれているのでアクセントがついてしまうからで、それを解決するために「し」のSiのi母音を引っ張りテンションをつけることにより解決できると。

6番の言葉を伝える上級編美しい日本語という観点でいうと「し らかば 」助詞のが音楽理論上は中強拍の音であるし、音程が上がるのでテンションが上がってしまうが、本来の言葉としては強さを持つ言葉ではないので歌うときは抜く必要がある。

 なんて具合に「落葉松」の1小節分をとっても2つの視点でこれだけの分量の字数に。

次回は客観性のある自分に先生に言われる前にどれだけ気が付けるかで違う演奏になれるかなと思ったしだいです。


 
 
 

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