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10月13日の練習

  • keichiku2001
  • 10月17日
  • 読了時間: 3分

 本番前最後の練習が終わった。今回の富澤先生のレッスンを受けて、とても大切なこととして残ったのは、私達の歌う2曲は誰もがよく知っている名曲だけれど「お客様が誰も知らない曲と考えて、こんなに素敵な曲なんですと最初の音から最後の音が終わるまでその美しさを伝えようとする」みたいなことを仰って皆で歌ったら、質の高い音楽が存在していたと感じたこと。こういう理屈ではない気持で音楽は変わるということを体感させてもらえる栄フロイデは素敵だ!

 練習は発表曲2曲の他に四季の歌を全曲歌い、心に花をさかせよう曲集も歌った。久しぶりに歌った心に花をさかせよう曲集は練習していないのに曲がずいぶん体に入っているように感じた。

「ちいさい秋みつけた」

この曲の主音の和音ファ・ラ♭・ドの響きが自分のパートがファを歌おうとラを歌おうと自分の中にあり、それがお客様に届けられていれば基本は成功だと思う。

殆ど曲がこの和音でできているので、これができていれば音楽の安定感と他の和音との違いが明確になるけれど、できていないと全部曖昧な音楽になってしまう!

それを念頭にソプラノとテノールは始め、4小節目でアルトと男声パートがそれを増幅した感じになり4小節目の4拍目の和音の違いが出せ5小節面の3拍目の2分音符で和音が明るく変化したことを全員でだせたら前奏は成功になると思う。そして曲の最後のPPでピアノと同質のこの和音ができれば後奏も感動もの!

(ラララはラの後のあ母音が和音の響きに入っているか、舌先で軽く風のように流れているか、16分音符が歌う前に体の中で打ているか)

今日の練習でも誰かさんをアルトとソプラノでお互いに聞かせあってハーモニーを聞こうとすると格段に共鳴して豊かな響きになった。

曲は日本語として聞こえる様にひらがな一つ歌いにならないようメロディーラインにのって、そして日本語特有の語頭が下がって上がるずり上がり音が入らないように

細かい事は10月6日の練習ブログを見ていただけると嬉しいです。そして何よりの味方は私達の豊かな人生経験!詫びさびわかるメンバーの秋の情景を思いっきり伝える気持💛

「雪のふるまちを」

この曲の重要な和音は最初ラドミの響きで。(ちいさい秋と違ってピアノにその構成音がすべて入っているので楽だな(笑))3・4小節目のユニゾンから5小節目で4声になるところがいつも素敵だなと聞いている。5小節目の4拍目のソプラノとテノールがその和音の響きでいけるか大事(音が跳躍しているので)。Ⅴの和音を挟んで7小節目がまた同じラドミの和音になれて3拍目でファラドの違う和音の違いがだせれば9小節目で安定のラドミに。

23ページの転調、今までの短調から長調の明るい世界の違いをだし、3小節目この思い出でfのマイナーの暗く、4小節目の思い出でppのメジャーの明で強弱と暗明をだし、あたたかきのラ→幸せのシ→ほほえのレ→みのミと旋律線が上がっていく高揚感がだせれば表情とともに。団で表情をだせる目標です。写真がこの時のとって欲しい!全員ほほ笑んでる♡

そして最後はラド♯ミのハミング、そよ風と同じ和音なのでそのまま解き放った感じでmがそよ風のようにホールに飛んで消えていきましょう。


*それでは明日公会堂で11時30分にお会いしましょう 横隔膜が反応してくれる体で!

 
 
 

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